公式テーマソング
第74回駒場祭公式テーマソング
三森「快哉」
人生の境界線に立って悩む人に「どうか繋いで行け」「どうか届いてくれ」と励ましたい、そして「快哉」(=快なる哉)を叫びたい。そんなアーティストの想いを組み込み、東京大学映画制作スピカ 1895の全面協力のもと完成した、駒場祭公式テーマソングのMVです。 歌詞をもとにしたストーリーに注目しながらぜひご鑑賞ください。
駒場祭期間中の11月25日(土)17時30分よりグランドフェスティバルステージにて行われる駒夜祭で、テーマソングの演奏を予定しております。
また、各種音楽配信サービスでの配信もしています。ぜひお聞きください!
公式テーマソングとは
東大生による、今年の駒場祭のテーマ「あそびがみ」を反映した曲の応募の中から、一般投票によって選ばれた楽曲です。 当日のライブ演奏などさまざまな場面で使用されます。
アーティストからのメッセージ
作曲者の三森です、テーマソング「快哉」を作りました。 よろしくお願いします。 なんでもないようなこの日常を彩る駒場祭に、 らしさを残しつつ馴染むような曲を目指しました。 まざりあった様々な思いに自分を失いかけている人に、 ただ頑張って楽しむことが糧になると伝えたいです。 来場者の方々含む駒場祭に関わる全員が、 年月が経ってもこの祭りを覚えていることを願ってます。
歌詞
一般解ばっか求めて知った気になったんだ僕は
いえない傷をただ増やす青い春 各駅停車を待つ
いつしかずっと数字と戦って明日が来るだけ
まるで幾何学的な人生なんて 僕は望んじゃいないけど
焦燥・感傷・反抗 君には旗幟鮮明なレソロジカ
情動・凡庸・迷走 僕らが収束する恐怖の中
もがいたって消えないこの日々の匂い
大人になって忘れたくないからさ
さあどうか繋いで行け 衒ってばっかだって
君に聞いてって笑う事を願ったんだ
きっと今日には戻れない それでも今叫ばせてくれ、快哉!
そうやって考えたいから
境界線上に立って モラトリアムにただ酔いしれた日々
まただ 深い眠りに落ちていく
ほのかに揺らめいた
銀杏・思想 消去法でいつまで進む気なの
異常・希望・妄想 僕らの傲慢なアイソスタシー
この毎日もこの青写真も
君がいなくちゃ意味なんか無いからさ
さぁどうか届いてくれ 目立ってなくたって
君も走ってたから頑張れたんだ
きっと思い通りに行かない
それでも今叫ばなくちゃいけない気がしたんだ
地を照らす声に移ろう秋晴れ
空笑いばかり 繰り返したんだ
どうせそうなんだ 所詮ただの記憶
だけどざわめきは誤魔化せないから
僕ら宙を舞って響かせる声とこの胸に意味を残せるかな
今、門が開く 高鳴るこの鼓動が合図なんだ
さあどうか
さあどうか繋いで行け 衒ってばっかだって
君に聞いてって笑う事を願ったんだ
きっと今日は二度と来ない それでも今叫んでいこうぜ、快哉!
そうやって考えたいから 嗚呼
いくつになっても覚えてたいからさ