科学って難しい数式や専門用語ばかりでわかりにくいって思っていませんか？ 今回の講義は、身近な 「折り紙」 からヒントを得た科学技術について扱います。 難しいイメージの科学も、きっと興味のわく楽しいものに変わるはず！

身近なテーマから科学へ

実は皆さんの身のまわりには、最先端の科学や工学へのヒントが隠されています。今回はその中でも日本の伝統的な遊びである「折り紙」に着目した科学に焦点を当てます。

折り紙を折って原理を体感しよう！

この講義では、皆さんと実際に折り紙を折って、科学に応用されている折り紙の原理を理解することを目指します。言葉だけではわかりにくい複雑な現象も、実際に折り紙を折れば理解できるはずです！

登壇者について

舘知宏 東京大学大学院総合文化研究科 教授 2005年東京大学工学部建築学科卒業。2010年同大学院工学系研究科。博士（工学）。東京大学大学院総合文化研究科助教、同准教授を経て、2022年より現職。2002年から折紙設計をはじめ、Origamizer、Freeform Origamiなどの計算折紙ツールを開発。研究対象は自然と芸術における形状、機能、製作で、専門は折紙工学、構造形態、コンピュテーショナル・ファブリケーションなど。東京大学教養学部でSTEAM教育に従事。