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第75期駒場祭委員会
コロナと闘った研究者
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4年前、新型コロナウイルスの蔓延により世界中があらゆる活動を制限されていた頃、 東大は日本を代表する知の拠点として、わずかに研究室を開放していたことをご存知ですか?
今回の講義では、その頃に研究を行っていた教授にご登壇いただき、当時のエピソードや、実際にウイルスを攻略する糸口となったRNA修飾について、分かりやすく解説していただきます。普段難しい講義や研究者の話を聞く機会がないあなたにこそ、おすすめしたい1時間です。
RNA修飾って何?
RNAという言葉にはなじみがない人も多いかもしれません。
しかし、RNAは、遺伝子のもつ情報からタンパク質を作り出す際など、さまざまな場面で非常に大切な役割を果たしている物質です。今も私たちの体の中で絶妙なバランスを保ちながら機能しています。
そんなRNAには、転写と呼ばれるプロセスを経たのち、さまざまな物質がまるで飾りのように結びつくという性質があります。これを「RNA修飾」といい、遺伝病をはじめとする多くの生命の謎を解き明かす手がかりになると考えられています。
未知の脅威に挑む
私たちを苦しめた新型コロナウイルスが増殖する仕組みにも、RNA修飾が深く関わっていました。東大で教授を務めていらっしゃる鈴木先生が、ご自身のご専門でもあるRNAの知見を武器にウイルスへと立ち向かい、そして実際に攻略のきっかけを掴むまでのドキュメンタリー、覗いてみたいとは思いませんか?
登壇者について
鈴木勉 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 教授 バイオエンジニアリング専攻・定量生命科学研究所 教授および社会連携講座「RNA創薬基盤研究講座」特任教授を兼任 1996年東京工業大学大学院生命理工学研究科博士課程修了、三菱化学横浜総合研究所勤務、東京大学助手、講師を経て、2004年現所属助教授就任、2008年に教授に昇任。2018-2022年日本RNA学会会長。2020年よりJST-ERATO鈴木RNA修飾生命機能プロジェクト研究総括に就任。 生命現象の分子的側面を炙り出すことをモットーに研究を行っている。平日はプールで1マイル泳ぐことが日課。
企画公開時間・場所
11月24日(日) 14:00〜15:00
21 KOMCEE West 地下1階 レクチャーホール
注意事項
録音禁止
撮影禁止
飲食禁止
駒場グランプリ投票
企画のオンライン公開
コロナと闘った研究者
世界中が未知の病に苦しんだ2020年。 東大には人知れず研究を続ける教授がいた。 解決の糸口を、彼はどこに見出したのか。
録音禁止
録画禁止
11月24日(日)
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配信期間
14:00
15:00
企画出展団体の紹介
毎年11月に東京大学駒場キャンパスで開催される駒場祭を運営する学生自治団体です。 200人超の委員が9つの局に分かれ、駒場祭の成功に向けて日々活動しています。
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